
臨床心理士 ミサト先生からのお便り
先日はお話を聴いていただきありがとうございました。アンケートより、皆様のお声も届けていただいたこと、感謝しております。 親が試行錯誤している姿が、子供に勇気を与える 私のスピーチの中で、"子どもの抱いている本来の困り感を見つけるためには"ということをお話ししましたが、生活の中では本来の困り感が分からないということもたくさんあると思います。そういった時に、"何に困っているんだろう"と試行錯誤されている親御さんの姿こそが何よりも大切なんだと私は思います。頂いた皆様のお声から、日々お子さんと向き合って試行錯誤されている様子が窺え、そのような姿がお子さんに伝わり、試練に立ち向かうエネルギーや勇気になるのだと思いました。 社会で子育てを 子育てとは、家庭だけではなく社会で行うことだと私は考えています。何か困ったことがあれば周りの話せる人などに話して、みんなで知恵を出し合って引き出しを多くしていけたら心強いと思います。そういった大人のコミュニティ作りが子どものコミュニティ作りのお手本になったり、子どもが困った時にヘルプを出すきっかけになったり、引き出しが増え