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子どもが「やめたい」と言った際に考えたい大人の対応 - ミサト便りPart 3

やり抜く力「GRIT」を育てる


「やり抜く力」が強いほど「幸福感」も高いという研究結果が出てると、アンジェラ・ダックワース氏も「GRIT やり抜く力」で述べていました。課外活動を続けること、最後までやり抜く習慣を身につけることが大事だと。(もちろん家庭の経済状況は影響があることも話していました)


じゃあ、どういうタイミングだったら、止めても子どもの成長にプラスに働くのか?

興味や情熱を育てるにもある程度の時間が必要だし、それを刺激する前に止めると勿体無い気もする

だからって、やってること全てを一生涯続けるのは、いくらなんでも極端なお話だと思います。

 

ミサト先生にお話うかがってみましょう。


①子どもと過ごしていて、やり抜く力の大切さ、もしくはやり抜く力がまだあまり育ってない子たちが陥りやすい状況など、ミサト先生の経験から教えていただけますでしょうか


 やり抜く力が育っていないと今の感情、状況が全てだという感覚に囚われてしまって、やり抜いた先の達成感や成功体験を逃してしまうことにもなります。そうすると、“自分は何をやってもダメな人間だ"、という自信の低下につながったり、"嫌ならやめてしまえば嫌な感情を避けられる"と回避的な行動を選択しがちになったりするお子さんもいらっしゃいました。"嫌かも"、"失敗しちゃうかも"、と不安になると、そもそもチャレンジすらもしなくなってしまうこともあるようでした。


子どもは経験が少ないからこそ、今の状況や今の気持ちで物事を判断決定することは当然です。だからこそ、今は、今日は嫌だったけど、次は楽しいかもしれない、成功するかもしれない、ということを経験することも大切だと思います。これらの経験をすることで、嫌なことや辛いことがあっても、その状況がずっと続くわけではないということを学びます。嫌なことがあっても何とかやり遂げようとする原動力になったり、やり抜く力を育てることになると思います。(もちろん、子どもの"嫌"の原因や理由を聞いて判断する必要はあると思いますが。)

 

②例えば、子どもが習い事を止める際、どういった点に大人が気を配ると良いでしょうか?


 なぜ止めたいのか、お子さんの気持ちを否定せずにお子さんと話し合う必要があると思います。その中で、一時的に嫌なこと(お友達と喧嘩した、少し失敗した等)があったのか、マンネリ化してつまらないのか、他にやりたいことがあるのか、精神的な苦痛(お子さんの発達段階に合っていない、いじめられている等)があるのかなど、その原因を見極めることが大切だと思います。その上でお子さんの成長にとってどうしたらいいのかを判断することが重要です。その原因が分からなければ一時休憩期間を置いたり、再度習い事を始めた目的を振り返って今のお子さんに合った目標を再設定して様子を見てもいいかもしれません。


 いずれにせよ、まずはお子さんの気持ちを聴いたり、混乱していたら状況を整理してあげたり、これまでの頑張りとその成果を振り返ったり、今後の見通し(起こりうる困難や継続の先の成果、先輩をモデルとして提示したり)を伝えながら、止めたい原因を一緒に解消しようとする大人の関わりが必要だと考えます。


 また、習い事を始める時に動機づけ(何のために習い事をしたいのか、するのか)を話し合うこと、ゴールを決める(いつまで続ける、どうなったら止める等)ことも大切だと思います。そうすることで、お子さんが「止めたい」と言い始めた時に、子どもも大人も整理がしやすくなると思いますよ。




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